年頭にあたって


明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
さて、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)との戦いが3年を超え、徐々に弱毒化や重症化の減少など見られるものの、その戦いの終わりは見えません。
昨年は地域行事で最も楽団が大切にしている事業である10月の「筆の都くまの町民文化祭」(同実行委員会主催)が3年続けての中止となりましたが、7月の「ファミリーコンサート」、12月の「第24回定期演奏会」ともに関係機関のご尽力のおかげで開催することができました。
とりわけ、「ファミリーコンサート」では3年ぶりに地元の熊野中学校および熊野東中学校の吹奏楽部のみなさんも出演いただくことができ、意義深いものとなりました。
しかしながら「未知のウィルス」「見えない敵」との戦いは、まだまだ続いており、
楽団自体も楽員数の確保や財政面での苦難に直面しながらも、自分たちが学んできた吹奏楽を活かし、そしてその成果を披露することで地域の方々に還元することをさらに追求し、演奏事業の実現を目指して、楽団活動を推進していく所存です。
令和5年も過年と変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって佳年となりますことを祈念申し上げます。
令和5年1月1日
熊野吹奏楽団楽長
長野 広幸

   
©熊野吹奏楽団